4月14日の週報4面です

資料館とハニ・ウォルス姉妹のこと
先週の水曜日の午後、十字の園の評議員会に出席し、その後で、かつてのディアコニッセ母の家を改修整備して資料館にしようとしているというので見学させていただきました。20数年前、その裏手にあった牧師館に住んでいたので懐かしいことでした。
1950年代後半のこと、長谷川保の招請に応えてドイツからディアコニッセ7名が来日して、自然治癒療法を確立しつつあった聖隷の結核療養所(現在は聖隷病院)で、最も重要な看護と介護の働きを強力に援助するためにお働きになりました。そのリーダーがハニ姉妹です。彼女は困窮するご老人方のために老人ホームが必要であると考えて、長谷川保に訴え、聖隷の土地を一部割譲してもらって老人ホームを始めました。それが十字の園です。そして、それは特別養護老人ホームの先駆けとなり、モデルでもありました。今日の高齢者福祉の始まりに、ドイツの教会を背景としたドイツ人ディアコニッセ(プロテスタントの修道女)の献身的な働きがありました。
資料館はその時代の記憶をとどめ、ディアコニッセの方々と十字の園の初期の働きを記念するために準備されています。
昨日知ったのですが、ハニ姉妹愛用の口語訳聖書が見つかったようです。姉妹の書き込みのある創世記第1章、旧約聖書1頁を写真で見ましたが、赤線が入っていたり、ドイツ語で何やら書き込まれているのですが、大変興味深く、ハニ姉妹の心を捉えていた語句や言い回しを知ることができます。思いがけないところに関心が向けられていて、改めて、創世記1章を読み直すこととなりました。