カテゴリー: 聖書の学び
ヤコブ書による受難節(明日の週報4面です)
1章5節で「あなたがたの中で知恵の欠けている人がいれば、だれにでも惜しみなくとがめだてしないでお与えになる神に願いなさい。そうすれば、与えられます。」と新しい小段落がこのように語り初められています。知恵とは「処世術に通じ...
躓かず、疑わず、怒らない。ヤコブ書にも関連して。
先週の聖書箇所にも、今週の箇所にも「躓く」あるいは「躓かない」という言葉が出てきました。 この言葉は、よく耳にするスキャンダルという英語の語源にあたるギリシャ語で、動詞はスカンダリゾー、名詞はスカンダロンです。「腹をたて...
ヤコブ書1章2〜4節のまとめ(その2)
残っているのは4節です。第2回のまとめ(その2)となります。 前回の投稿→ヤコブ書1章2〜4のまとめ(その1) 以下は新共同訳聖書の翻訳です。 あくまでも忍耐しなさい。そうすれば、完全で申し分なく、何一つ欠けたところのな...
ヤコブ書1章2〜4節のまとめ(その1)試練と試されること、そして忍耐。
Twitter上でのシリーズ・ヤコブ書探索がやっと1章の4節までたどり着いたので、「まとめ」の第2回目として3-4節を一文にしようと考えましたが長くなりそうなので、前節との繋がりを考慮して2ー4節とし、2度に分けることに...
ヤコブの手紙1章1ー2節を眺めてみると・・・新年のご挨拶にかえて
Twitter上で教会のアカウントからヤコブ書探索と題してシリーズでささやき始めています。ギリシャ語テキストを眺めて、そこに用いられている語句を観察してみようという試みです。ヤコブ書は旧約聖書以来の知恵文学の流れを汲んで...
聖書の言葉を囲む会話、その広がりを求めて
ツィッターtwitter に教会のアカウントを設けたことは先にご案内しました。アカウントは浜松元城教会(@motoshiro21614)です。 ツィートは「呟き」あるいは「ささやき」です。多くの人に、ことに女性に愛されて...
使徒信条でクリスマスを想う
教会の壮年会(ダニエル会)と婦人会(エステル会)では例会の最初の数分を合同で行い、使徒信条を取り上げました。その関連で、ここに使徒信条の言葉をご紹介してクリスマスを記念することにいたします。 主は聖霊(せいれい)によりて...
「サタン、引き下がれ。」とペトロに
「サタン、引き下がれ。」と主はペトロに向かって言われました。マタイによる福音書16章23節です。先週の聖書黙想と祈りの会で読んだ箇所です。 サタンという語はアラム語の一方言に由来するそうです。告訴人、非難する者というのが...
敬老祝賀愛餐会によせて
父の口から出た言葉をふと思い出すことがあります。先週の金曜日の朝には「いつかはいくらでも休むことができる時が来る。」を思い出しました。 これは「休みもとらずに、なぜそんなに働き続けるのですか。」と尋ねた私への返事です。父...